代表挨拶
時代は多様性。
違いを認め、個性を生かし、仲間と共生し、誰一人おきざりにしない。
そんな社会が求められています。
私たちが目指すのは農の力を活用して、
共生社会の中で皆が助け合い、楽しく生きていくこと。
そのためにも、都市の農地を残していきたい。
都市で農福(農業と福祉の連携)を推進するのはそのためです。
SDGs、LGBTQ+、ダイバーシティ。言葉だけが浸透したコロナ禍の2021年3月、当法人は開業しました。
新しいことが苦手、感覚に過敏があり、人との距離感をつかむのが苦手な生きづらさを抱える高校生や専門学生たちのインターシップ受け入れが停止され、就職できず、意図していないのに家にひきこもる学生が増えたころでした。
約1年かけて、畑を借りるための手順を踏み、2022年3月、私たちはカラフル野菜や伝統野菜、ミニ野菜にこだわった栽培を開始しました。
なぜ、カラフルにこだわるのか。そこにはニューロダイバーシティが関わってきます。
ニューロダイバーシティ(Neurodiversity、神経多様性)とは、Neuro(脳・神経)とDiversity(多様性)という2つの言葉が組み合わされて生まれた、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」、特に、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障害といった発達障害において生じる現象を、能力の欠如や優劣ではなく、『人間のゲノムの自然で正常な変異』として捉える概念です。
企業競争力強化の観点からも、一定の配慮や支援を提供することで「その特性を活かして自社の戦力へ」という取組みが、今後、企業の人事政策の主流になっていくと思われています。
これらの方々は「グレーゾーンにいる方々」とも言われますが、彼らの脳はグレーではなく、個性的でかつ、それぞれが全く異なる多種多様な色をもつカラフルな脳なのです。
カラフルな脳を持つ方々の特性を生かしながらカラフルな野菜を作る。
農の力で自分の個性を自分自身が理解し、働く力をつける。
都市にはカラフルな脳を持つ方々があふれています。
都市の農地を活用し、カラフルな野菜を栽培し、子ども、お年寄り、障害をもつ方々、企業の方々、多様な方々と交流できる農園で、共生できるしくみを作っていきたい。
それがわたしたちの目指す都市型農福。
2023年3月、東京都より認定農業者として認められ、農業者として前進することができました。
そして、次は都市農福により、企業の皆様とも手を組みながら「農業にかかわる雇用を増やす」という次のフェーズに入っていく予定としております。
まだまだ、取り組みがはじまったばかりの「一般社団法人都市農福を推進する会」は農の力を使って、多様な方々、企業、行政、と手を組み、都市での共生社会を構築するために、邁進してまいります。
代表 渡辺章子
都市農福を推進する会
Purpose 存在意義
農の力を活用し、都市における共生社会の実現に貢献すること。
Dream 夢
都市の空間を、 緑あふれ集える場所に。
多様な個性を持つ子供、 若者、老人たちが
自然とともにいきいき活動する場所を提供したい。
Beliefs 私たちにとって大切なこと
多様な個性を認めあう。
誰もが共に生きるやさしさ。
Ethicalであること。
自然とともに循環する。
カラフル。
資格
- 認定農業者(広域) 東京都
- 農福連携技術支援者(農林水産省認定) 2名
- 刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育 2名
- 食品衛生責任者 4名
- 調理師 1名
運営農園
技術研修協力農園
社名 | 一般社団法人 都市農福を推進する会 |
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所在地 | 東京都杉並区成田西4-6-8 |
営業所所在地 | 東京都八王子市大楽寺町534-1 |
代表理事 | 渡辺章子 |
連絡先 | TEL:042-686-2637 |
info@ethivege.com | |
HP | 自立訓練(生活訓練)、就労移行支援 エシカルベジタブルス八王子 https://ethivege.com 一般社団法人 都市農福を推進する会 https://ethivege.com/company |
目的 | 都市における農福連携を推進し、 障害者、高齢者、児童の支援を行う |
事業内容 | 障害者福祉サービス事業 事業所番号 1312404831 指定年月日 令和3年6月1日 都市における農福連携の推進事業 農産物の生産、加工、販売 農産物を原材料とする食品などの製造、販売他 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行荻窪支店 |
設立年月 | 令和3年3月16日 |