ブログ

いろいろな農業のかたち

エシベジは八王子市と瑞穂町で4か所、35aの畑を栽培期間中農薬、化学肥料不使用という形で農業を行っています。


こういう形が、利用者の方々と農福連携という形ですすめていくのに良いと思ったのでこの農法を採用したのですが、農法や農業のやり方は本当にたくさんあって、まさに多様性の世界です。


多様性であるからこそ、他の方が行われている農法をまねさせていただいたり、勉強して理解を深めるのは本当に重要なこと。最近2つの農園を視察したのでご報告させていただきます。


1つは、東京都、埼玉県(我孫子、柏など)で大規模な広域農業をされているねぎ農家細谷さんの農園。
写真のとおり、大型のトラクター他たくさんの機械を使い、8町歩(東京ドーム2個弱、サッカーコート12個分くらい)の畑をお父様と2人で管理されています。
東京近郊でこんなに大きな機械を使って農業をされ、どこで販売されれば収益をあげられるかしっかり考えていらっしゃるかたがいて感銘を受けました。エシベジとはまったく違うからこそ大変勉強になりました。

細谷さんのネギ畑

2つ目は、長野東御市でブドウ畑と醸造所を運営されているツイヂラボ。エシベジ代表渡辺は銀行出身で、最近よく「めずらしい転身」と言われるのですが、ツイヂラボを運営されているご夫婦はお二人とも銀行出身。私と銀行広報部で一緒に勤務した仲間です。しかも現在、半農半X、東京、長野の2拠点で取り組みをされており、これからの農業に必要な働き方をされています。醸造所の隣は東御市の農産物販売組合「陽だまりテラス」、畑の隣はエッセイストの玉村豊男さんが経営されている「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー」としっかり地域に溶け込んでいらっしゃる。こんな生き方できるんだという働き方を実現されていてうらやましい限りです(もちろん、大変なことは多くあるとは思いますが)。


たくさんの農業を知り、たくさんの福祉のあり方を学んでいく。エシベジではこのような情報収集も利用者のみなさまへの支援につなげていければと考えています。

ツイヂラボ
陽だまりテラス
ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー

相談・見学受付中
相談・見学受付中